ママも本気で遊ぶんだから!

子育てにボードゲームを活用しよう!おもちゃコーディネーターが綴る雑記ブログ

ボードゲームで鍛える【こどものメンタル】

f:id:mamahon:20191010141333j:plain

ボードゲームは「他」に勝つ遊び・・だけじゃない!

ボードゲームの話をすると

 

勝ち負けがある遊び
ウチの子だめだわ・・

f:id:mamahon:20191010135757j:plain

 

と言われるママがすごく多い

 

 

その理由は、たいてい

 

負けた時が大変

 

負けず嫌い過ぎて
手がつけられないほど泣く

 

です。

 

 

 

 

うちの子もそうです。

 

2歳から歴5年
それでもまだまだ泣きますよ。

 

ていうか

 

ほとんどの子はそうです。

 

 

 

そして、中には

 

楽しく遊ぶのに、わざわざ勝敗をつけなくてもいいじゃない

 

という方もいらっしゃいます。

 

 

そうですね~

いろんな考え方や子育てがあるから

 

そういう方には無理におすすめはしませんが

 

 

ボードゲームって実は

 

「他」に勝つ遊びでもありますが

「己」に勝つ遊びなのだとお伝えすることも多いので

そのお話をします。

 

 

 

「自分」に勝つとは?

 

ボードゲームはもちろん

ゲームとしての勝ちを目指す遊びです。

 

 

そのゲームのルールを守り
他のプレイヤーと競り合いながらも
勝利という目的をつかみ取る。

 

 

 

大人なら、いとも簡単にできることです。

 

 

しかし、
低年齢の子で想像してみてください。

 

 

不利な状況になっても
最後までボードに向かう根気や集中力はありますか?

 

順番を守ったり
ズルをせずにフェアに勝負する心は
育っていますか?

 

まわりに暴言はいてませんか?

 

負けてしまった時の態度はどうでしょう? 

 

f:id:mamahon:20191010135853j:plain


 

ああぁ

どれもアウト・・・

 

と思われた方も多いかもしれませんね(^_^;)

 

 

そう

 

根気よく最後まで盤上に向かうという
ちょっとした我慢も

 

フェアに戦うための
出来心を抑える我慢も

 

 

みんなが気持ちよく遊べるように
想像力をはたらかせた言葉遣いも

 

 

体感して繰り返さなければ
身につきません。

 

 

 

表面上、ボードゲームは「他」に勝つという遊びですが

 

その性質を紐解けば、自分をコントロールする力を養うという
「己」に勝つ遊びなのです。

 

ヨーロッパを中心に生み出されるボードゲームには、「努力」や「能力」だけが勝敗を決めるものもあれば、「運」や「勘」が多く作用するゲームもたくさんあります。

f:id:mamahon:20190715054505j:plain

 

だから、
多くの人が一緒に楽しく遊ぶことができる。

 

多様な人たちと遊んで繰り返す中で、自分をコントロールする力や
見えないものを読み取る力、勝負感を伸ばせていけたらいいですね。

f:id:mamahon:20191010140144j:plain