ママも本気で遊ぶんだから!

子育てにボードゲームを活用しよう!おもちゃコーディネーターが綴る雑記ブログ

一枚の絵は、千の言葉に値する!【ディクシット】レビュー

ディクシット Dixit [ホビージャパン]レビュー 口コミ 評価

f:id:mamahon:20190523154442j:plain

おすすめポイント

ボードゲームって記憶系、戦略系いろいろあって「むずかしいのヤダ〜っ」て思っている方(特に女性に多い?)に、ぜひとも遊んでいただきたいゲーム!!!

 

深く悩まず、ただただ
イマジネーションの扉を開放せよ!!

 

語り部(かたりべ)の選んだ「言葉」が鍵となり、投票で得点を競うユニークなゲーム

 

想像力と、ちょっとしたヒラメキがあれば大丈夫(^^)
プレイヤー同士のコミュニケーションも自然ととれちゃうゲームなのです。

 

こんな方におすすめ

・記憶系、戦略系ゲームが苦手な方
・想像力は豊かなほうだと思う方
・相手のことをもっと知りたい方
・絵本や物語が大好きな方
・感受性の強い方
・語彙力がある方

 

対象年齢・人数

対象年齢:8歳〜
人数: 3〜6人
目安時間:30分

 

準備

5人で遊ぶ場合を例とします。

各プレイヤーは自分の色を決め、その色のウサギコマを得点ボードへ配置。

f:id:mamahon:20190524095452j:plain

同色の数字トークンを配ります。今回は5人なので「5」までしか使いません。「6」は箱に戻しましょう。

f:id:mamahon:20190524095532j:plain

使わない色の数字トークンは1色だけ中央に並べます。これもプレイヤーの数だけ。
あとで、絵カードの番号付けに使います。(6人で遊ぶ場合はトランプなどで代用してください。数字がわかればなんでもOK)


絵カード84枚はこんな感じ。なんとも言えない不思議な絵たち!

f:id:mamahon:20190524095606j:plain


よくシャッフルして1人6枚づつ配ります。配られたカードは各自の手札となり、他のプレイヤーに見られないようにしててくださいね。

f:id:mamahon:20190525070037j:plain

 

 遊び方

まず、語り部(親)を決めます。語り部は6枚の手札から1枚を選び、その絵から連想される「言葉」だけを発表します。

例えばコレ、『自由への光』にします。

f:id:mamahon:20190525070058j:plain

 

他のプレイヤーは自分の手札から語り部が発表した『自由への光』を表現していると思う絵を選び、誰にも見せず語り部に渡します。

語り部は自分のカードと他プレイヤーのカードをよくシャッフルして、中央に置いた数字トークンの所へ順に並べていきます※1

そして、ここがオモシロイところ。
語り部以外のプレイヤーは、語り部が出した絵カードを予想して投票するんです。
それぞれ自分の色の数字トークンから誰にも見られないように、語り部の絵カードだと思う数字を選び、中央に裏向きに置きます。※2

f:id:mamahon:20190525071509j:plain

 

全員投票したら「せーのっ!!!」で オープン♪

f:id:mamahon:20190525071829j:plain

 語り部は正解を発表し、点数計算を行います。

 

語り部のカードへ誰も投票しなかった or 語り部のカードへ全員が投票した場合

語り部
 → 0点
語り部以外の全員
 → 2点
語り部でないのに投票された人
 → 1投票につき1点

 

 

上記のケース以外で、語り部のカードが当てられた場合

語り部
 → 3点
語り部の絵カードを当てた人
 → 3点
語り部でないのに投票された人
 → 1投票につき1点

 

f:id:mamahon:20190525071610j:plain

この場合、4番の絵カードが語り部のカードです。

 

今回、語り部だった赤プレイヤーは3点獲得。

3番の絵カードを出したのは、実は黄プレイヤーでした。
つまり、語り部カードを当てた3点と、2名が投票してくれたので+2点の合計5点を獲得します。

5番の絵カードを出したのは白プレイヤーでした。1名が投票してくれたので1点獲得となります。

 

各プレイヤーは獲得した点数分、ウサギコマを進ませます。これで1ターン終了。

f:id:mamahon:20190525074332j:plain

自分の手札が6枚になるようにカードを引いて補充し、左隣の人が次の語り部となりゲームを進めていきます。山札の最後の1枚の絵カードを誰かが引いたらゲーム終了。得点ボードで最も点数が高い人が勝者です!

 

まとめ

テーマといい配点システムといい、素晴らしすぎる!!!の一言。
この仕組みのおかげで、プレイヤー達は絵カードから、簡単すぎても難しすぎてもいけない「言葉」を紡ぎ出さなければいけません。

どちらかと言えば、女子が好みそうなゲームと言えるでしょう。また、大人はこの絶妙さを狙うゲームだとすぐに理解しますが、子どもは何度もやって理解していきますので「そのまんまでバレバレじゃーーーん」ってツッコミも度々あるでしょうが、気長に遊んでいきましょう♡

「言葉」に対する興味もグッと深まるかもしれません。