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子育てにボードゲームを活用しよう!おもちゃコーディネーターが綴る雑記ブログ

【1歳2歳】お絵かきデビューするなら知っておこう

f:id:mamahon:20190607115227j:plain手の力もついてきて、しっかり握れるようになってきたし

そろそろクレヨン?
お絵かきデビューかしら?

 

と思い始めた お父さん、お母さん

 

そもそも
お絵描きは、なぜ良い?
何が育つの?

今日はそんなお話です。

 

お絵かきの意義

お絵かきデビューを考え始めるのは、だいたい1歳2歳ですね。

 

というと、腕や手首をだんだん器用に自由に動かせるようになっていく発達途中。

ですから、フィジカルでは肘や手首、指先の発達を促すという効果があります。

 

一見、意味のなさそうなぐちゃぐちゃ描きも、しっかり動作を練習している証拠なんです。

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また、メンタルでは自分の描いたものがママやパパなど身近な人に認められ、見守られて、愛着を形成していく効果があります。

そして、それらによって子どもが自信をつけたり「またやりたい」という意欲が高まります。お絵描きだけとは限りませんが、こういうことの小さな積み重ねが子どもの自己肯定感を高めていきます。
 

 

 

1歳2歳の成長とお絵かきの関係

1歳2歳の子ども達は歩けるようになったりお外に出かけたり、ちょっとずつ世界が広がってきていますね。また、絵本をたくさん読んでもらっている子は、その物語を想像する力やイメージが蓄えられています。

実は頭の中には表現したいことで溢れているのですが、言葉で表現するということはまだまだ上手くできません。

それを「描く」ことでカタチにしていくというのが「お絵かき」=「創造的な活動」なわけです。

こんなに小さいうちから、「作り出す力」をみんな持って生まれていると思うと、どんどん伸ばしてあげたくなりますね!!

また、これらを繰り返すうち、自然に感性や自己表現の力、観察力、描き方の技術といった能力が育まれていきます。

 

1歳2歳に適した画材・道具の条件

上記をふまえ、お絵かきデビューする年齢の子に適した画材・道具の条件がこちら

 

 

①安心で安全

②1歳2歳の発達で扱いやすい

③できた満足感を得やすい

 

 

これらを意識して、お絵かきの道具を選んでいきましょう!

 

そして、私のおすすめはこちら↓

「描く」を画材でサポートしたいなら

手にとってすぐ創作活動に入れることも重要ですから、子ども達が手に取りやすい環境を整えてあげることが大前提としてあります。ご家庭内での配置や置き場などもう一度見直してみてください。
また、1歳2歳であれば準備の必要がないクレヨンからスタートするのがおすすめ。細かく段階を踏むなら、ブロッククレヨン→クレヨン→色鉛筆です。色鉛筆は芯がなくなれば削るという動作が必要になってくるため、徐々に画材の幅を広げてあげる際のステップアップにも良いでしょう。
 

STOCKMAR シュトックマーのクレヨン

安心で安全なワケ

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ミツバチたちが「ろう」を分泌して一生懸命作ったミツバチの巣。それらを精製して得られる「みつろう」から、このみつろうクレヨンができています。だから、ほんのに甘い香り。無害で高品質のみつろうのみを使用し、顔料などの全ての素材はヨーロッパ玩具安全基準EN71よりもさらに厳しい食品基準を採用しているため、小さなお子さまでも安心して使うことができます。

1歳2歳で扱いやすいワケ

スティックタイプのクレヨンをまだ上手に持てない小さな子どもにも使いやすいブロッククレヨン。折れにくくベタつかないのでママ達も安心ですね。また、子どもの筆圧が弱くても大丈夫。握ってグチャグチャするだけで発色の良い線が描けます。薄い部分へ重ねるだけで濃淡ができあがるでしょう。広い面積も簡単に塗れるなど、スティックタイプに移行しからてもブロッククレヨンを並行して使い続けられることでしょう。

できた満足感を得やすいワケ
赤・黄・青の3色だけで虹を描いてみました。

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発色が良いだけでなく、重ねても透明感のある色合いで橙・緑・紫も表現できていますね。色の感覚を養っていくのにも適しています。f:id:mamahon:20190607124556j:plain

ゲーテの色彩論に基づいた色構成で世界中のシュタイナー教育の学校やアート教室などで使用されています。こすりだし、スクラッチングなど様々な手法で手軽にアートを楽しめ、満足いく作品になること間違いなしです(^^)
 
自宅の庭木の葉っぱでこすりだし↓

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スティックタイプのクレヨンを検討中なら、同じシュトックマー社のクレヨンをおすすめします。同じように柔らかい描き心地と手についても心配のないクレヨンです。
 

握りやすさ・汚れにくさを重視するなら

 

↑ただし、発色はあまり良くないのが残念なところ。

 

LYRA リラの色鉛筆

色鉛筆にも挑戦したいなら、こちら↓
 
 
専用の鉛筆削りもあります。歯がカバーされ削りカスも収まるので安心ですね。直径8mmと11mmのホールで様々な色鉛筆に対応します。また、文字を練習しはじめるとき、くもんの三角えんぴつを選ばれる方も多いと思います。少しゆるめですが11mmのほうで削ることができます。
 

満足度の高い「描く」をサポートしたいなら

前述したように、画材で描くことだけが「お絵かき」というのは頭の固い大人の考えです。実際、私もちょっと前までそうでしたけど(笑)
 
発達は百人百様、そんな1歳2歳だからこそ、「お絵かき好きじゃないみたい」「クレヨンまだ上手に使えなくて」という理由で創造的な活動から遠ざかっては勿体無いですね。
 
「掴む」と「離す」という動作さえできれば、描くことのできる道具としてのおもちゃです。「置く」ということが楽しい時期の子どもにもピッタリ!クレヨンを使うことに興味を示さないお子さまでも、このおもちゃなら「描く」ということもあるでしょう。
 
 
誤飲が心配な年齢でもありますのでしっかり見守り、最初のころは小さいパーツは出さないで使用するというのでもよいですね。
 
既にあるパーツが遊びこなせるようになってきたら、追加パーツもあります。拡張性が高いことも長く遊べる所以ですね。形への興味、図形の感覚を磨くおもちゃとしてもとても人気があるシリーズです。
 

 

様々な角度から、子ども達をのびのび遊ばせてあげてください(^^)