ママも本気で遊ぶんだから!

子育てにボードゲームを活用しよう!おもちゃコーディネーターが綴る雑記ブログ

【ハーベイシャス】魅惑のハーブガーデニングゲーム

ハーベイシャス Herbaceus [Arclight Games / Penci lFirst Games]レビュー 口コミ

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2017年のゴールデンギーク賞ノミネートの優秀作品が、2020年10月日本語版になって登場。
ハーベイシャスとは、ハーブなどが混生した状態のこと。共同庭園と個人庭園にハーブ(カード)を育てていき、ほかのプレイヤーに先を越されぬよう、自分のプランターにハーブを植えて高得点を目指すゲーム。
 

おすすめポイント

「ハーブを育ててお気に入りのプランターに植える」という、なんとも乙女心をくすぐるテーマですが、決して手ぬるいゲームではありません!ハーブを取るタイミングが非常に悩ましくて面白い!!
やわらかいタッチで描かれたその見た目からは想像もつかない、争奪戦がクセになるでしょう。20分程度の短時間で遊べるのは、子育て世代にも嬉しいポイント。ママも一息ついて一緒に遊んでみませんか?

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こんな人におすすめ

▪ 親子で楽しめるボードゲームを探している
▪ 女子ウケするボードゲームを探している  
▪ 女の子を子育て中の方
▪ インテリアやおしゃれなものが好き
▪ 知育玩具に興味がある
▪ 癒やされたい


 

遊び方

内容物

ハーブカードは、「一般ハーブ」と「特殊ハーブ」からなる合計72枚

見ているだけでウットリしてしまいますね♡

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あとは各プレイヤーが手元に持つカード類と、ボーナスのハーブ入スコーンカード。
うん、どこまでも小洒落とる。

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準備

①すべてのハーブカード72枚をよくシャッフルし、プレイヤー人数にあわせてハーブカードを取り除きます。

プレイヤーが4人:取り除かない

プレイヤーが3人:12枚取り除く

プレイヤーが2人:24枚取り除く

 

②プレイヤーはピンク、ブルー、イエロー、グリーンの4色から自分の色を決め、同じ色のマーカーとプランターカード(1セット4枚)を受け取ります。

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③スコーンカード、①のハーブカード、②のプランターカードは、こんな感じにセットしましょう。 

 

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※↑は3人で遊ぶ場合の例です。ルールは簡単なので早見表カードがなくてもできると思いますが、最初のうちは手元に置いてもよいでしょう。
 

これで準備完了! 

 

目的

自分のプランターに植えられるハーブは1つのプランターにつき1度きり。つまり、ゲーム中、最大4回しか植えるというアクション(ステップ1)はできません。プランターカードに書かれた条件でどれだけ多く揃え、植えることができるかで高得点を目指します。

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ルール

スタートプレイヤーから時計回りに手番を行います。

手番で行うことは以下の2つのステップ

 

ステップ1【植える】は、「今だ!植えたい!」と思ったときにするアクションです。このアクションにより、点数を獲得することができます。

ステップ2を行ってからステップ1には戻れませんので注意しましょう。
しかし、ゲームの全体的な流れは、ほとんどステップ2【育てる】ですので、ステップ2から詳しく説明します。

 

ステップ2【育てる】必須アクション

自分の手番がきたら、山札から1枚カードを引き、自分の個人庭園 or 共同庭園に置きます。

そして、もう1枚山札から引いたカードは、1枚目で置いていないほうの庭園に置きます。

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逆に、1枚目を個人庭園におけば、2枚目は共同庭園に置く・・という具合です。

たったのこれだけ!!とても簡単ですね。

 

つまり、1回の手番で2枚カードをめくるわけですが、必ず個人庭園に1枚、共同庭園に1枚ハーブが追加され、カードの場(庭園)を育てていくわけです。

 

ステップ1【植える】任意アクション

ゲームが進行し、庭園のカードが増えてくると、皆【植える】タイミングを見計らい出します。

ステップ2を行う前に、植えたいプランターを指定し、そのプランターカードの条件を満たすため、共同/個人庭園から、必要なハーブカードを任意の枚数取ります。取ったハーブカードは裏向きでプランターカードの下に差し込みます。

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この【植える】は1プランターにつき1度きりなので、気をつけましょう。

 

また、特殊ハーブカードは、ガラスビンのプランターカードにしか植えられません。通常ハーブカードはどのプランターでもOKです。 

 

得点計算

・各プランターで植えることができた枚数分の点

・ガラス瓶に植えられた特殊ハーブカードの数字点

・個人庭園に残ったハーブカード(特殊ハーブも含む)1枚につき1点

・ガラス瓶に特殊ハーブの3種類(①②③)を最初に植えたプレイヤーには、ボーナス得点としてスコーンカード5点

 

ゲームの終了

ハーブの山が尽きた場合、ステップ2【育てる】はできなくなりますが、植えるステップ1【植える】を行えるプレイヤーは、手番順にゲームを続けてください。

 

プレイヤー全員が自分のプランターカード4枚すべてにハーブを植えた、もしくは、これ以上植えることが出来なくなった場合にゲームが終了します。

 

得点計算をして、もっとも点数が高かったプレイヤーが勝者となります!

 

 

 

基本情報

公式の対象年齢・人数

対象年齢:8歳〜
人数:1〜4人
目安時間:20分

 

コーディネーターの見解

テーマが「ハーブ」ですので、子供のテンションが上がらないケースが多いかもしれません。遊んでみて、このゲームの奥深さを楽しめたならハマるかも。8歳以上とありますが、ルールは非常にシンプルですので、もう少し年齢が低くても遊べそうです。

 

育つ力

▪ ゲームを楽しむ力
▪ かけひき
▪ 総合判断力

 

要素

かけひき6:運4

 

このボードゲームの感想

シンプルなルールだけど、おもしろさがギュッと凝縮されたゲーム。眺めているだけでも癒やされる素敵なパッケージやカードに、今まであまりボードゲームに興味がなかったという女性でも遊んでみたくなるのでは?
小難しいことを考えるのが苦手でも、かけひきや直感で楽しめます♡