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子育てにボードゲームを活用しよう!おもちゃコーディネーターが綴る雑記ブログ

相乗りで盛り上がる♪【すすめコブタくん】 レビュー

すすめコブタくん Rüsselbande [ドライマギア]レビュー 口コミ 評価

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おすすめポイント

コブタくん達が草原でかけっこ!でも、草原の道はとっても狭いので、他のコブタの背に乗って進めたり、出た目によってもう一度振れるチャンスがあったりと、シンプルだけど盛り上がる要素も含んでいる、楽しいすごろく系ゲームです。
最大7人まで遊べるのも魅力的。

 

こんな人におすすめ

▪ 親子で遊べるボードゲームを探している
▪ コマを進めるタイプのすごろく系にトライさせたい方
▪ 単なる「すごろく」では、大人がつまらないと思っている
▪ 同じ買うならおしゃれなボードゲームがいい

 

育つ力

・“運”の要素が強いゲームなので、勝ったり負けたりすることを学ぶ
・駆け引きする力
・ちょっと複雑なルールを理解していく力

 

対象年齢・人数

対象年齢:4歳〜
人数:2〜7人
時間目安:15〜25分

 

準備

まずは、道のボード8枚を繋げてコースを作りましょう。両面使えるので組み合わせは、なんと100万通り!!

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つなげた道の端と端がスタート、ゴールになります。各自、自分のコブタを決め同じ色のマーカーを手元に置きます。(写真は5人で遊ぶとき↓)

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遊び方

自分の番がきたらサイコロを振り、出た目の数だけ進めます。ここは普通のすごろくと同じですね。

 

だけど「すすめコブタくん」は特殊なサイコロ

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進み方は以下のとおり

【赤2・3・4】
出た目の数だけ進みます。

【黒1】
もう一度サイコロを振れます。振らなくても構いません。【黒1】が出る限りずんずん何度でも進めちゃう♪ だから、すすめコブタくん!!!

【黒3】
コブタを3マス進ませた後、振ったとき最後尾であったなら、もう一度サイコロを振れます。出遅れても、救済措置がちゃんと用意されているんです♡運だけどね。

 

こうやって順にコブタくんを進ませていきますが、ご覧のとおりゴールまでの道幅はとっても狭い。同じマスにコブタくんが止まることはできません。

だから乗る!!

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例えば、青のコブタ(下のコブタ)の番になり【黒3】の目を出しました。
このコブタが進むとき、自分のコブタを持つと、自分より上のコブタくんも一緒に連れて移動していくわけです。これが、このゲームの醍醐味。

相乗りできちゃうすごろく!!

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3マス進んで・・・ズン!!!!

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【黒3】を出したとき最後尾にいたため、青コブタはもう一度サイコロをふることも可能です。出た目を進ませる時、自分のコマを持つので、一緒に進むことができるのは青と赤のみです。

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また、皆それぞれマーカーを持っていますね?
ゲーム終盤にさしかかり「だれかがゴールしそうだな!やばい!」と思ったら、自分の番でサイコロを振る前に「伸ばします!」「延長します!」など宣言して道を伸ばすことができます。スタート側から道のボードを取り、ゴール側につなげます。ゴールを遠くしてしまうんですね。(表裏どちらを使ってもOK)

 

例えば、赤のコブタが緑をゴールさせまいと伸ばしてみたら・・・

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ただし、その権利を使えるのは一人1回だけ。道を伸ばした人は自分のマーカーをボードに置き、権利を使ったことを明確にします。もちろん、延長はしてもしなくてもOK

 

こうやって乗り乗られ、ゴールを先延ばしにしながら誰が一番早くできるかな?を競うゲームです。

ボードから飛び出たコブタが勝ち。時には、何匹かで同時にゴール!!なんてこともありますよ(^^)

 

こんな遊び方もできるよ 

2〜3人で遊ぶ時のアレンジ

1人で2匹のコブタを動かしていきます。我が家はだいたいコレで遊んでいました。
こちらのほうが少し駆け引き要素が増します。

サイコロを振り、自分の2匹のコブタのうち、どちらを動かすか決めて進ませる。次にもう一度サイコロを振り、残りのコブタを動かす。

出た目によってどちらを先に動かしたほうが得なのか??

 

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そんなことを考えながら遊べるので、子どもの駆け引きする力の成長を楽しめるという場面もありましたよ♪

 

ゲーム以外で

なんといってもこのコブタくん達。シンプルだけどチャーミング♡
使い方いろいろ。積木遊びとしてもインテリアとしても。

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このボードゲームの感想

人数が多いほうが乗り乗られ・・のドラマがあって楽しさ倍増ですが、気をつけたいのは小さなお子さま。小さな子にとって「順番を待つ」ということは、簡単ではありません。集中力の途切れやすい子どもに、いきなり大人数でトライさせると「つまらないゲームだ」という印象になってしまいがち。

小さい子が遊ぶ場合は少人数から初めてみましょう。

 

また、低年齢で始める場合、細かいルールは一度に理解させようともしなくてOK。遊びながら定着していきますので気長に遊んでみましょう。

もちろん、大人だけで遊んでも楽しいのですが、ルールはシンプルなので初心者向けといったところでしょう。