ママも本気で遊ぶんだから!

子育てにボードゲームを活用しよう!おもちゃコーディネーターが綴る雑記ブログ

先読みで深くもぐれ!【穴掘りモグラ】

見た目を裏切る面白さ!

穴掘りモグラ Die Maulwurf Company [Ravensburger ラベンスバーガー]f:id:mamahon:20200127120026j:plain

モグラ達は地下深くに眠る『ゴールデンシャベル』を目指して、各階層で“穴に収まる”ことを目指します。穴に入れなかったモグラは、その地層と共に取り除かれ脱落していきます。最後にゴールデンシャベルを手にする勝者は誰だ!?

 

おすすめポイント

カテゴリー的には「戦略」としていますが、決して難しくはありません。
ちょっとした戦略と僅かな運が必要となるゲームですが、戦略抜きでふわっとも遊んでも楽しいゲームです。なかなか、その見た目からは選んでもらえないのですが、バランスが良く、大人も子どもも一緒に遊べるとても洗練されたゲームです。

 

こんな人におすすめ

▪ 親子で楽しめるボードゲームを探している
▪ 気軽に楽しみたい
▪ ルール説明は苦手だ
▪ 大どんでん返しってゲームの醍醐味!と思う

 

 

 

遊び方

内容物

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地層ベース(箱)1台
地層ボード 4種(4枚)
ゴールデンシャベル 1枚
モグラコマ(赤・青・黃・緑 各10匹)
数字タイル(赤・青・黃・緑 各6枚)
 

準備

箱の一番下にゴールデンシャベル置き、青→黃→赤→緑の順に地層ボードを重ねていきます。

※地層ボードを回転させると、穴の現れ方も各層6通り!

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各プレイヤーは自分の色を決め、同色の移動タイルとモグラを受け取ります。

移動タイルは

【1】【4】が1枚ずつ
【2】【3】が2枚ずつの6枚をよく混ぜ
手元に裏向きで並べます。(写真右側参照↓)

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プレイ人数によって使用するモグラの数が異なるので、モグラの数を調整します。

2人で遊ぶ→各10匹
3人で遊ぶ→各7匹
4人で遊ぶ→各6匹

 

適当な方法で順番を決め、その人から時計回りに1匹ずつモグラを交差するマスに置いていく・・・

 

全員がすべてのモグラを置けたら準備完了。 

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目的とゲームの終了

できるだけ多く自分のモグラを穴へと移動させ、下層ラウンドに進むことを目指します。

最終的に一番下のゴールデンシャベルに到達した人が勝ち!

 

ルール

自分の番になったら、手元のタイルを1枚表にして、その数のぶんだけ1匹のモグラを進ませます。 動かすモグラはどのモグラでも構いません。

6枚の移動タイルがすべて表向きになったら、裏向きでよく混ぜ、再び一列にして並べます。

 

モグラ移動のルール

モグラはまっすぐしか進めません。曲がることはできません。
②自分や他人のモグラは飛び越えて進むことができません。

 

手前の黄モグラに「2」が出たケース

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移動タイルの数ぴったりで移動。数を余らせることはできません。


④穴はふつうのマスと同様に数え、飛び越えて進むことができます。

 

既にモグラがいるマスには移動できません。

 

どのモグラも動かせなければパス。
しかし、既に穴に入ったモグラでも動かせるのであれば、穴から出して動かさなければいけません。

 

 

 プレイ中、6枚の移動タイルがすべて表向きになったら、裏向きでよく混ぜ、再び一列にして並べます。

 

現在プレイしている地層の穴にすべてモグラが入れば、次のステージへ移動。
そ〜っと地層ボードを取り除きましょう。もちろん、その地層に乗っているモグラは脱落となります。

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また、赤い地層から下の層には大きな丸いマスが出現します。
ここにぴったり止まれば、もう一度自分の番を行うことができます。

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さぁ、一番下のゴールデンシャベルに到達するのはどのモグラ!?

 

 

 

基本情報

公式の対象年齢・人数

対象年齢:8歳〜
人数:2〜4人
目安時間:30分

 

コーディネーターの見解

8歳〜とありますが、することは簡単なので5歳6歳くらいからでも楽しく遊べるでしょう。

ただ、それくらいの年齢だと、既に出た数を考えてどのモグラを動かせばをいいか考えたり、相手を邪魔したりというところまでは見えていないことも多いです。でも逆に、このゲームを通して先を見通す力の成長も垣間見ることができるかもしれません(^^)

すぐに対等に遊びたい人は対象年齢くらい〜、じっくり向き合って成長を楽しみたい人は5歳くらい〜ということでオススメしておきます。

また、こういったゲームには珍しく、途中で脱落することがあります。地層が取り除かれるたび、他プレイヤーと比べて自分のモグラが少なくても、めげることなく最後までプレイする精神力も養なっていけるといいですね!

 

育つ力

▪ ゲームを楽しむ力
▪ 先を見通す力
▪ 論理的思考力
▪ 忍耐力

 

要素

戦略6:運4 

 

このボードゲームの感想  

何よりオススメなのは、ルールがシンプル。それでいて大人も程よいジレンマを感じながら手を抜かずに子どもと楽しめるボードゲームなので、ひとつ持っておくと、お友達が集まる時など、使い勝手の良いアイテムになってくれるでしょう。

1995年に発売されたこのゲーム。パッケージものそままに老舗ラベンスバーガーといった感じです。見た目の女性ウケはイマイチなのですが、やってみると皆さん「おもしろい!!!」と目をキラキラさせてくれます。紹介し甲斐のあるゲームのひとつとも言えますね♡