ママも本気で遊ぶんだから!

子育てにボードゲームを活用しよう!おもちゃコーディネーターが綴る雑記ブログ

1メートル級の積み上げゲーム【キャプテン・リノ】レビュー

キャプテンリノ RHINO HERO [HABA]レビュー 口コミ 評価f:id:mamahon:20190822070029j:plain

悪者を見張るべく、恐れを知らず高層マンションにもよじ登る
動物界からやってきたヒーロー『キャプテン・リノ』
キツネのような利口さと、ライオンのようなパワフルさ、そしてサイのような体重!?
高層マンションもグラグラ必至です!


リノを手伝うためにも、できるだけ丈夫で、できるだけ高いマンションを築いていくゲームです。

 

おすすめポイント

倒れないように慎重に!!
グラグラ、はらはら、そのドキドキはみんな同じ!
お友達とも初めての人とも仲良くなれちゃうゲーム♪

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ルールも簡単で4歳5歳くらいからでも遊べるのもいいですね(^^)

 

こんな人におすすめ

▪ 親子で楽しめるボードゲームを探している
▪ ゲームでわいわい盛り上がりたい 
▪ 手先を使った遊びを子どもにさせたい
▪ 黒ひげ危機一発が好き 

 

遊び方

内容物

説明書以外はこんな感じ↓

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準備

土台は裏と表で難易度が異なるため、どちらを使うか選び、中央に置きます。

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次に、屋根カードを各プレイヤーに5枚ずつ配ります。
壁カードと、キャプテン・リノは横においておきましょう。 

f:id:mamahon:20190823144346j:plain準備はこれだけ! 

 

ルール

一人ずつ時計回りで順番がまわってきます。
自分の番になったら、土台に描かれている線に合うような角度で壁を建てます。

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そのあと自分の手札から屋根カードを線付きのほうを上にして1枚置きます。

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無事に置けたら、次の人の番へ。
 

次の人は、前の人が置いた屋根カードの線どおりに壁カードを建てるという具合です。これを繰り返していきます。

 

しかし、前の人が置いた屋根カードいよっては、いろいろな効果を受けることもあるのでご説明しておきます↓

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左から順に

『🔃』
順番が逆周りになる(2人で遊ぶときは無効)

『!』
次の番の人は1回休みとして順番を飛ばされます。

『+1』
次の人は壁を建てる前に屋根カードの山札から1枚引く

『2✕』
この屋根カードの上にさらにもう1枚重ねて置くことができます。
(実際にはぴったり重ねて置く)

ただし、「2✕」のカードを重ねることはできません。
重ねるカードが手札にない場合には、次の番の人が選んだカードを一枚もらい重ねて置きます。

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 『リノマーク』
次の人は自分の番になったら、まず、リノが今いる階から、一番上の新しいリノ印のところまで移動させなければいけません。そのあと、壁カード→屋根カードを置きます。

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リノの向きは矢印の方向と同じ向きに置きます。

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たいせつな建設ルール

①積み重ねるときには両手OK

②さわって良いのは、置こうとしている壁や屋根だけ!

③壁カードを曲げる角度や立てる位置はできるかぎり正確に線に沿わせましょう!

④屋根カードは真上から見たときに、土台と同じ位置になるようにそろえて置きましょう!

 

ゲームの終了

誰かが手札の最後の屋根カードを無事に置けたとき

手札がなくなり、無事に置けた人が勝利!!

高層マンションが倒壊してしまったとき

崩した人が負け。
ほかのプレイヤーの中で、手札が一番少ない人が勝利!!

同数の場合は、手札のカードの印がより多く残っているほうの人が勝ちとなります。

壁カードがすべて使われたとき

あるのか、ないのか!?
全員がスーパーヒーローとして勝者となります!!

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基本情報

公式の対象年齢・人数

対象年齢:5歳〜99歳
人数:2〜5人
目安時間:5〜15分

 

コーディネーターの見解 

手先の発達からすれば5歳くらい〜が適齢といえるかもしれません。しかし、興味がある子であれば3歳4歳でも遊びますし、徐々に上手に積み上げられるようになっていく手先の成長過程を楽しめるゲームでもあります。

グラグラすることが怖い、倒してしまうゲームが嫌いという子の場合は、無理には遊ばせないであげましょう。

高く積み上がると身長も必要になってくるので、幼稚園、保育園というよりは、学童や児童館向きにあると楽しいゲームです。

 

育つ力

▪ ゲームを楽しむ力
▪ 器用さ
▪ 慎重さ
▪ 度胸

 

要素

器用さ6:運3:度胸1 

 

このボードゲームの感想

ルール的なことでいえば、みんながよく知る「UNO」に近いのですが、そんなポピュラーなカードゲームと立体に積み上げていくグラグラゲームが見事にマッチした愉快なゲームです。

そして、なんといっても具体的な世界観が子どもには理解しやすい。
だから「楽しい!!」と直結するんです。
レクリエーションシーンでも大活躍ですよ(^^)

 

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