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子育てにボードゲームを活用しよう!おもちゃコーディネーターが綴る雑記ブログ

【ぴっぐテン】簡単な足し算で10を狙え!

ぴっぐテン Pig 10 [ zoch / メビウスゲームズ ] 口コミ 評価 レビュー

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ぴったり「10」を狙ってカードを出そう!ただ、それだけ。
でも、手持ちのカードは常に3枚。出し方のルールを駆使して勝利を目指そう!

 

 

おすすめポイント

超ライト級ゲーム。さっと出してすぐ遊べるだけでなくルールも簡単。絶対に「もう1回!!」が飛び出しますよ♡

こんな人におすすめ

▪ 親子で楽しめるボードゲームを探している
▪ 準備が複雑なものは苦手
▪ 短時間なら子供と遊ぶ時間を作れそうだ
▪ 幼児〜小学生子育て中
▪ うちの子「さんすう」が苦手かもしれない
▪ 親戚が集まった時に子ども達で遊ばせたい


 

 

遊び方

内容物 

カード 80枚f:id:mamahon:20201214141911j:plain

目的 

カードを順に出していき、「10」になることを目指します。うまく「10」にできたらその場にあるカード を獲得。ゲーム終了時、一番多くカードを取れた人が勝ちという、とてもシンプルなゴールです。

 

準備

カードをよく混ぜて各プレイヤーに伏せて3枚ずつ配ります。これが手札となり、各自、自分のカードは見てOKです。残りのカードは伏せて山札として中央におきましょう。

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これで準備完了!

 

ルール

一番最初の人は手札から1枚表向きでカードを出し、その数を言います。
これが【山の数字】となります。それ以降は、直前のプレイヤーが言った数字に重ねて出すカードの数を加えた数が【山の数字】になります。

ぴったり「10」にできるときは「ぴっぐテン!!」と言ってカードを出し、その場に出ているカードを自分の手元に置きます。(手札には加えません。)

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プレイヤーはカードを1枚出したら、山札から1枚取り、常に3枚になるようにします。

 

「10」を超えてしまった場合には、直前のプレイヤーが場にあるカードをすべて取り、自分の手元に置きます。(手札には加えません。) 

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基本的な流れは以上です。
あとは下記の特別な出し方を覚えるだけ ↓

 

特別なカードの出し方

「±5」

「±5」を出した場合、山の数字に「5」を加えるほか、「5」を引くことができます。ただし、マイナス数字にすることはできません。

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「0」

「0」を出した場合、前のプレイヤーが言った数字に関係なく、山の数字が「0」になります。 

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同じ数

前のプレイヤーが出したカード、または山の数字と同じ数字のカードを出した場合には、通常どおりその数を加えるほか、出したカードの数字をのまま山の数字にすることができます。

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「10」

「10」のカードには特別な能力はありません。直前に出したカードがない場合や、山の数字が「0」のときに出せば「ぴっぐテン!」となります。  

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これらの特別な出し方により、なかなか「ぴっぐテン!」できないこともしばしば。カードがどんどん重ねられると、皆「10」を狙いにヒートアップしてきます(>ω<)

 

ゲームの終了

山札がなくなってもそのままゲームを続け、プレイヤーの手札がすべてなくなったらゲームが終了します。

自分の手元に最も多くのカードを持つプレーヤーが勝者です!

 

 

 

基本情報

公式の対象年齢・人数

対象年齢:6歳以上
人数:2〜8人
目安時間:約15分〜20分

 

コーディネーターの見解

このゲームでよくありがちなミス。特に教育熱心な方に多いのですが、足し算がまだ完全でないお子さまに、無理に計算させようとはしないでくださいね。
やれそうな子、やる意欲のある子はもちろん一人でOK。
まだ不安そうで楽しめていない様子であれば、親やお兄ちゃんお姉ちゃんと一緒にチームで遊んだり、時々手札を見て手伝ってあげてください。そのうち、自分でもやってみたくなりますから(^_^)

そうやって計算することを苦にさせないのが、初歩的な算数でつまづかない子ににする近道です。遊びで勉強をさせようとしては絶対にダメです。 

 

 

育つ力

▪ ゲームを楽しむ力
▪ 10までの足し算、ちょっと引き算
 

要素

運7:かけひき3

 

このボードゲームの感想   

足し算ができるからといって勝てるというような能力ゲームではありません。運とわずかな駆け引きが絶妙なお手軽カードゲームです。
手持ちの3枚から出さなければいけない歯がゆさを感じる場面もありますが、その選択肢の無さゆえ、小さい子を含めた幅広い年齢で楽しめるゲームだと思います。
また、自分が「ぴっぐテン!」できなくても、次の人が失敗してカードを獲得できるご褒美感もあり、盛り上がることうけあいでしょう(^^)